No more fear! No more pain!

あおぞら動物病院

0267-63-1255

〒385-0044 長野県佐久市本新町216-15

営業時間:午前9:00~11:30,午後16:30~18:30
定休日:木曜、金・日・祝日午後

Cute Dog Isolated on white

No more fear! No more pain!

ブログ

2019/11/23 No more fear! No more pain!

病院へ行くのが嬉しい!という人は少数派ですよね。
同じように、動物病院へ行くことを嬉しく思わない動物たちも一定数いるのも確かです。

 

 

何故なのかと考えてみると、、、

 

 

・注射や爪切りなど嫌なことや痛いことをされる

・高い診察台の上に乗ること自体が怖い

・知らない人に寄ってたかって色々されるのが怖い

 

 

A Caucasian female veterinarian is indoors at a clinic. She is wearing medical clothing. She is holding a cute cat in her arms. The cat is looking toward the camera.

A Caucasian female veterinarian is indoors at a clinic. She is wearing medical clothing. She is holding a cute cat in her arms. The cat is looking toward the camera.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを繰り返すことにより動物病院や獣医さんへの恐怖心はより強化されてしまいます。

結果、診察室へ入るのがイヤがるワンちゃん、診察室だと怒るネコちゃんたちが増えていくのです。

これをなんとかしたい!

一生通う事になるかもしれない動物病院を動物にとってストレスの少ないものにしたいのです!

Mature woman is at the reception in the dog grooming salon with her pet cockapoo. The dog is leaning over the counter to recieve affection from the dog groomer.

Mature woman is at the reception in the dog grooming salon with her pet cockapoo. The dog is leaning over the counter to recieve affection from the dog groomer.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのために

あおぞら動物病院は、動物たちの恐怖心や不安感をどう減らせるかを開院以来ずっと試行錯誤してきました。
おやつをあげたり、それはもういろいろと!

 

 

その甲斐あってか、最近では「この病院へは喜んで入ってくる」という声を数多くいただけるようになってきました。
その都度、心の中でやったね!とガッツポーズです!

 

 

しかし、さらに皆様にご理解いただきたいことがあります。

 

 

 

それは「鎮静処置」です。
どんな処置かと言いますと、「寝てもらう処置」です。

 


動物園でライオンたちを検査する時の前処置と同様の処置です。

もちろん健康へのリスクは最小限になるよう管理します。
無理に押さえつけて検査を行うよりも、この処置を施す方が安全でストレスフリーと言えます!動物にとっても、動物病院スタッフにとっても。

 

 

 

そして何より、この処置を行うことで検査の精度が飛躍的に向上します。特にレントゲン検査や超音波検査など画像診断については言わずもがなです!

 

 

 

例えば、全身の検査など時間のかかる処置を行う場合、またすごく病院を嫌いな動物さんの場合には、一回の注射だけ我慢してもらえれば、寝ている隙に検査は全て終わらせることが出来るため、動物への負担は大きく軽減されます。

 

 
この考えは、欧米においてはすでに一般的であり、「FEAR FREE CERTIFIED」https://fearfreepets.com/という団体もあります。

 

 
この「鎮静処置」をうまく使いこなせるかどうかは、獣医師として大切なポイントであると考えています。

 

 

病院近くの道路に差し掛かった時に動物たちが喜んでくれるような病院になれるよう、今後もあの手この手を尽くしていこうと思います。

Sunny park

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