悩ましい!口腔内のトラブルについて パート2 0267-63-1255 〒385-0044 長野県佐久市本新町216-15 営業時間:午前9:00~11:30,午後16:30~18:30 定休日:木曜、金・日・祝日午後
こんにちは!
今回はネコちゃんのお口の中のトラブルについてです!
実はネコちゃんには歯周病の他にも口内炎という大変ツライ病気が存在します。
口元を気にしていたり、常にヨダレが口の周りについています。
症例3)
衝撃映像!
「これがネコの口内炎だ!」
猫の口内炎は猫エイズや猫白血病などの免疫疾患と絡んで、難治性疾患としてネコを苦しめます。
食事中はもちろん、常に痛みを感じているため、QOL(生活の質)が大きく損なわれます。
日常的にストレスが大きく、イライラの原因になります。
状態によっては命に関わります。
症例4)
「こっちだって痛いんだ!ネコの歯周病」
歯周病stage3
こちらは歯周病による炎症のために、歯と歯肉のアタッチメントロスが生じた症例です。
上顎の臼歯は抜歯してしまった方が今後の生活の質は保たれると考えられます。
可能であれば、スケーリング + 抗生剤の全身投与などの組み合わせによる治療をするだけでも、口の痛みは大幅に減ると考えられます。
抜歯処置とは
「歯を抜く → 歯槽骨を滑らかに削る → 歯肉を寄せ合わせて縫合する」処置のことを言います。
普段元気に感じているワンちゃんやネコちゃんは、実はもっと元気だったりします。
特に口腔内や歯の痛みは、楽しいはずの食事の時間が邪魔されてしまいます。
歯周病が起こってからのケアではなく、口腔内や歯が綺麗な状態を保つように日頃から意識しましょう。
これって全ての病気について言えることですよね